自転車安全走行の注意点 服装とルール

電動アシスト自転車を安全にご利用いただくために、気を付けていただくことを紹介します

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新型コロナウイルスの感染拡大で、混雑する電車を避けるため、通勤に自転車を使う人が増えています。また、飲食店の休業を機に、自転車による食事宅配の利用も進んでいます。急な増加に伴い、自転車走行によるトラブルや事故の増加リスクを減らすために、安全な自転車走行に心をかける必要があります。今回は自転車安全走行の注意点、とくに服装と交通ルールについて紹介したいと思います。

ぜひご参考ください。

安全かつ動きやすい服装で自転車乗りましょう

①露出の少ない服装、明るい服装で出かけましょう

安全走行のため、露出の少ない服装をおすすめします。防寒や紫外線防止の効果もあれば、万が一転倒の時に、身体の保護にもなりますので、半袖よりも長袖の服装よいことも多いです。もちろん、暑い天気の時、熱中症対策が必要な場合もあるかもしれません。

電動アシスト自転車 服装

また、ダーク色系の服装よりも明るい服装や、反射材などがある服装が自動車のドライバーや他の通行者への被視認性が向上しますので、より安心です。長いスカートやマフラーなどが車輪や駆動部に巻き込まれると、転倒する恐れがあるので、こちらもご注意ください。

②動きやすい靴を履きましょう

楽しく安全に自転車を走行するため、動きやすい靴を選びましょう。

通勤時にありがちなことでもありますが、ハイヒールで自転車に乗ることです。

ハイヒールで自転車 危ない

ハイヒールは女性に人気な靴でスタイリッシュな通勤スタイルにもなりますが、自転車に乗るが不適合です。ヒールがペダル引っかかることや、乗降りの時に凹凸のある地面に引っかかることなどで不安定な自転車走行になりますので、動きやすいパンプスなどに切替た方がよいではないでしょうか。

また、夏の場合、スリッパやサンダルで電動アシスト自転車に乗る人もいますが、こちらもおすすめできません。見た目重視の機能性のある靴、スニーカーなどで走行する方が自転車よく走りますので、会社に到着したら、履き替えた方が安心です。

電動アシスト自転車 乗りやすい 靴

電動アシスト自転車通勤の方も増えてきており、自由な服装で出勤できる会社も増加しています。歩きやすいスタイリッシュなスニーカーもたくさんありますので、自転車乗る際の一択と思います。

③ヘルメットや手袋を着用しましょう。

万が一の時のために、ヘルメットと手袋を着用するのが安心です。日本では、自転車の乗る際に、ヘルメットの着用が必須と定められていませんが、人間では頭部に衝撃を受けた時に保護してくれる大きな役割があるのがヘルメットです。

電動アシスト自転車 走行時 ヘルメット おすすめ

日本の道路交通法第63条の10によると、13歳未満の子どもが自転車に乗る際には、ヘルメットの着用努力義務があると定められています。自転車事故でケガをするのは、半数以上が頭部です。自転車が転倒した際には頭から落ちる割合が高く、頭部の保護がとても重要です。そして、大人は違うのですか。現在自転車だけではなく、電動アシスト自転車の利用も増えており、時速20kmを超えた自転車走行も少なくありません。スピードが出る分、転んだ時に身体に与える衝撃は歩いて転んだ時に比べると何倍もします。自分の身を守るためには、きちんとヘルメットを着用する方がおすすめです。

また、手袋も冬の時に防寒や万が一転んだ時に守ってくれます。自転車走行時、手でブレーキ操作以外、電動アシスト自転車走行時、アシストモードの切り替え、変速の調整などでボタンやレバーの操作が必要な場合も多くありますので、自分に適している動きやすい手袋がよいです。

乗りやすい電動アシスト自転車を選びましょう

一方、動きやすい服装を着ても、自転車自体が乗りにくければよい自転車生活ができないです。自転車及び電動アシスト自転車を乗りやすいように、各メーカーは車体のデザインや機能性などに力を入れています。

wimoは電動アシスト自転車COOZYを乗りやすいように、座り心地よいサドルを搭載しており、長い走行や地面の凹凸がある時でも、お体の負担を軽減します。

電動アシスト自転車COOZY サドル 座り心地よい

また、スムーズにアシストモードの調整、確認できるように、フルカラーディスプレイを搭載し、日中でも夜でも、現在の走行状況を簡単に把握ができ、安心して走行することが可能です。

電動アシスト自転車COOZY カラーディスプレイ

最後、最大の特徴として、お手入れを楽にできるように、ベルトドライブを搭載しております。チェーンのように、注油してメンテナンスしたり、錆防止対策をしたりする手間がなく、使用時または保管時の楽さを考慮しています。もちろん、お好きなズボンが自転車チェーンの油汚れによる困りも解消されそうですね。

電動アシスト自転車 COOZY  ベルトドライブ メンテナンスフリー

デザイン性の高い電動アシスト自転車COOZYは外観だけではなく、機能面でも色々な工夫をしており、あなたの自転車ライフをアシストします。安全な自転車を使用して、気持ちよいアシスト力の支えるとともに、楽しい電動アシスト自転車生活を楽しむことができます。一方、自転車自体は乗り物であり、道路上で走行するものであるため、走行時交通ルールを遵守しないと危ないため、安全走行のため交通ルールも覚えておきましょう。

自転車の交通ルールを守って安全に乗りましょう

自転車に乗るときは、交通ルールを守って安全運転に心がけましょう。

交通ルールを守らないと、車や歩行者との衝突や転倒などによるけがの恐れがあります。飲酒運転、二人乗り、並進、片手運転、無灯火運転、車道(路側帯)の右側通行などは、法律により禁止されています。違反すると、道路交通法により罰せられることがあります。 

■ 「自転車安全利用五則」を守りましょう 

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外 
  2. 車道は左側を通行 
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行 
  4. 安全ルールを守る (飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認) 
  5. 子どもはヘルメットを着用 

■ 自転車は、車道が原則、歩道は例外 

周囲の安全を確認して、道路の左側から発進します。 自転車は、道路交通法では軽車両と位置付けられています。そのため、歩道と車道の区別がある道路では、車道を通行することが原則です。 

【罰則】3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 

<歩道を通行できる場合> 

  • 道路標識や道路標示によって歩道を通行することができるとされているとき 
  • 13歳未満の子ども 
  • 70歳以上の高齢者 
  • 車道通行に支障がある身体障害者 
  • 車道又は交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき 
自転車および歩行者専用標識

自転車および歩行者専用標識   

■ 車道は左側を通行 

自転車は、道路の左側の端に寄って通行しなければなりません。自動車と同じように左側通行です。逆走してはいけません。 

【罰則】3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金(右側を通行した場合) 

■ 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行 

歩道を走行する際は、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければなりません。 また、歩行者の通行を妨げることになる場合は、一時停止をしなければなりません。 

【罰則】2万円以下の罰金又は科料 

■ 安全ルールを守る

  • 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止 

自転車も飲酒運転は禁止です。 

【罰則】5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒酔い運転の場合) 

二人乗りは禁止です。 

【罰則】5万円以下の罰金 

他の自転車と並んで並走することはできません。ただし、「並進可」の道路標識がある道路では、2台までに限って並んで通行することができます。    

【罰則】2万円以下の罰金又は科料 

「並進可」の道路標識

「並進可」の道路標識          

 

  • 夜間はライトを点灯する 

夜間は、前照灯及び尾灯(又は反射器材)をつけてください。 

【罰則】5万円以下の罰金 

  • 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 

信号は必ず守りましょう。「歩行者・自転車専用信号機」がある場合は、その信号に従います。 

【罰則】3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 

  • 交差点での一時停止の標識は必ず守ってください。 

また、狭い道から広い道に出るときは、必ず徐行して安全確認をしてください。 

【罰則】3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 

子どもはヘルメットを着用 

自転車安全走行のため、ヘルメットを被りましょう

児童・幼児の保護者の方は、児童・幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせましょう。 児童・幼児以外の方も乗車用ヘルメットをかぶるようにしましょう。   

■ 傘さし運転、携帯電話、イヤホン等の禁止 

傘をさしたり、物を持ったりなど、視野を妨げたり安定を失うおそれがある方法で自転車を運転してはいけません。 

【罰則】5万円以下の罰金 

自転車の運転中は携帯電話を持って通話や操作をしたり、画面を注視してはいけません。 

【罰則】5万円以下の罰金 

イヤホン等を使用して音楽やラジオを聴くなどによる周囲の音が十分聞こえないような状態で自転車を運転してはいけません。 

【罰則】5万円以下の罰金 

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道路上よくある標識

自転車の走行は運転免許が不要のため、免許を取るための講習を受ける必要がありません。自転車を走行する前に交通ルールに関する学習はどこからすればよいのかがわからない方も多くいますが、自転車の取り扱い説明書に基本的なルールは記載されていますので、安全な走行のため必ず一読ください。