前輪脱着方法

前輪脱着方法

タイヤやチューブの交換等の際に必要な作業です。
前輪は後輪とは違い、かなり簡単に脱着できるので、手順をご紹介します。
詳細情報

作業に入る前に、ショートを防ぐため自転車本体からバッテリーを抜き取っておいてください。

準備物

  • 写真中央:4mmアーレンキー(六角レンチ)
  • 写真左:輪業用ラチェットもしくは写真右:15mmスパナ


手順①

ブレーキを解放させます。
片手でブレーキ本体を握り、ブレーキがかかっている状態を作ることで、ワイヤーに余裕が生まれます。
その生まれた余裕を利用して、反対の空いている手でワイヤーリード(銀色の部分)の引っかかりを外します。

 


手順②

4mmの六角レンチを使用して、ブレーキ本体の裏側にある泥除けの固定ボルトを外しておきます。(モーターケーブルを動かしやすくする為)

 

 

手順④

フォーク内からモーターケーブルの接続部分を出します。
ケーブルのルートは下の写真の通りです。(赤矢印)

 

 

まず、青矢印の方向にフレーム内部からある程度ケーブルを引っ張り出しておきます。(左図)
次に緑の矢印の方向に動かします。(右図)
フォーク内部に送り込みながら、その流れで下から引っ張り出していくイメージで作業していきます。

手順⑤

写真の端子が出てきたら、接続を外します。


 

手順⑥


モーターケーブルの接続を外したら、車輪を取ります。
赤丸のナットを15mmスパナを使用して左右とも取り外し、車体を持ち上げると車輪を取ることができます。
取り外しの手順は以上です。

 

 


車輪取り付け

取り外しの手順を逆にするだけですが、何点か注意点があるのでそちらをご紹介します。

①車輪のナット類の順番

フォークの外側にワッシャー、その次にナットです。
写真は左側のナット類です。印がついているものはフォークの内側に入れてください。
また、爪が付いている方向が最終的に地面に向くように注意してください。

 

 


②車輪の向き

ケーブルがある方向が、左側です。車輪から出ているケーブルが地面に向かうようにフォークに取り付けしてください。(下写真参考)

 


③フォークの爪の奥まで車輪軸を入れる

ナットを締める際に車輪の軸がフォークの詰めの奥まで入っているか確認しながら締めてください。(下写真参考)

 


 

ハンドルを軽く右に切った状態で取り付けをすると軸が奥まではまりやすいです。

④端子の接続

車輪側とフォーク側の矢印の位置を合わせ、表示されている線までしっかりと差し込んでください。


後は、ブレーキ、泥除けを元の状態に戻して終了です。
作業が不十分の場合、重大な事故に関わる可能性がございますので、作業に自信のない方は自転車店にお持ち込みください。