スカートで自転車に乗るときのポイント
スカートで自転車に乗るときは、風でスカートがめくれる、チェーンの汚れがつく、タイヤに巻き込む危険があるなどのマイナス面があります。このようなマイナス面に対処するためには、以下の4つを行ってみるのがおすすめです。
<スカートで自転車に乗るときのポイント>
- お尻でスカートを押さえる
- ゴム・クリップなどでスカートを押さえる
- サドルを高くする
- レギンス・トレンカも効果的
お尻でスカートを押さえる
一番簡単にできる対処法は、サドルに座るたびにお尻の下にスカートを入れ込む方法です。スカートの片側を手で引っ張り、広がった状態で端をお尻の下に入れます。ある程度の足の可動域は確保した状態でサドルに座り、固定します。このようにするとひらひらが抑えられ、巻き込みが起こりにくくなるのです。
なお、皺になりやすい素材のスカートでこの方法を行うと、自転車を降りたあとに後ろ姿が皺だらけになってしまう場合があるので、注意しましょう。
ゴム・クリップなどでスカートを押さえる
上述の方法は、お尻がずれるたびに崩れやすくなり、一度立ち上がったらやり直さなければいけないデメリットがあります。そこで、ゴムやクリップなどのアイテムを使えば、より固定しやすくなります。
ゴムを使ったスカートの押さえ方
スカートの広がりやすい部分を巻き、ヘアゴムで括って留めます。丈が少し上がると、チェーンにかからない長さに調整できます。ヘアゴムのほかにも、シュシュを使うとスカートに跡がつきにくく便利です。
クリップを使ったスカートの押さえ方
文房具の目玉クリップで挟むと、スカートの裾の広がりが押さえられます。少し重みのあるものを選ぶと裾に重みが加わり、風でめくれにくくする効果もあります。目玉クリップを持ち歩くのを忘れてしまう場合は、バレッタやヘアクリップなどでも代用可能です。
サドルを高くする
膝の位置が、高く漕いだときに腰に近い位置になると、スカートはよりめくれやすくなります。そこでサドルを高くすると、自転車を漕ぐときに膝の位置が低くなるため、スカートがめくれにくくなります。自然と膝が伸びる姿勢になり、風を受けてもスカートの中までは見えにくい状態に保てるでしょう。
サドルにおける最大の高さの目安は、自転車に跨ったときに片足のつま先が着き、ふらつかない程度です。それ以上上げてしまうと、とっさのときに足が着かず、転倒の恐れがあるため注意が必要です。適度なサドル調整がわからない場合は、自転車店にも相談できます。
レギンス・トレンカも効果的
丈の短いスカートを履く場合は、インナーにレギンスやトレンカを履くのも効果的です。レギンスは足首まであるタイプが一般的で、トレンカは土踏まずを引っ掛ける部分があるものを指します。どちらも、アウターとして見せるためのアイテムが販売されており、スカートの下に着用して外出着として使えます。
レギンスやトレンカを着れば、スカートがめくれて中が見えても気にならないため、思いっきり自転車を漕ぐことが可能です。タイトなスポーツ用のものを選べばペダルを漕ぎやすく、自転車用に最適です。また、スカートに合わせたカラーや柄を選ぶと、おしゃれに見せられるため、自転車を降りたあとも違和感のないファッションアイテムになります。寒い冬の時期には防風や防寒にもなり、暖かくスカートスタイルを楽しめます。
便利グッズを活用してスカートで自転車を楽しむ
自転車グッズの中には、スカートで乗るために開発された便利グッズもあります。専用アイテムを使うと、よりストレスフリーに自転車を楽しめるかもしれません。ここでは、以下の2つのグッズをご紹介します。
<スカートで自転車に乗る際の便利グッズ>
- ドレスカバー
- スカートクリップ
ドレスカバー
ドレスカバーは、自転車に装着するグッズです。タイヤとチェーン部分に取り付け、カバーするタイプのものが販売されています。自転車店で取り付けてもらうほか、ネット通販で購入して自分も取り付けられます。
タイヤ部分のカバーは、チャイルドガード機能もあるものを選べば、子どもを後ろに乗せたときの足の巻き込み防止にもなるため、子どもがいる方におすすめです。また、チェーン部分のカバーは、オイルによって服が汚れるのを防止できます。
ドレスカバーは自転車の車種によって、取り付けられないものやサイズが合わないものもあるため、よく調べてから購入しましょう。
おすすめのドレスカバーは、「オージーケー技研 ドレスガード 巻き込み防止ネット 泥よけ」です。シティバイク、軽快車、電動アシスト自転車などに対応するドレスガードです。リヤキッズシートにも対応しており、子どもの足巻き込み防止にも使えます。
スカートクリップ
スカートクリップは、足の太もものあたりに装着するグッズで、スカートがめくれないように引っ張った状態を保てます。透明な素材のため、外から目立たず、自転車を降りたらすぐ取り外すことが可能です。留め方次第では、スカートの中に隠すように取り付けられます。風が強い日など、歩いていてもスカートを手で押さえる必要があるような日は、装着すると役立つはずです。
おすすめのスカートクリップは「スカートクリップ 自転車めくリ防止 スカートめくれ防止」です。太ももにフックで装着し、上部のクリップをスカートに留めれば簡単にセットできます。スカートを留める紐は30〜60cmに調整でき、留める位置を変えられます。自転車以外にも、スカートを履くさまざまなシーンで活用できるアイテムです。
まとめ
スカートで自転車に乗るときには、お尻やゴム、クリップなどでスカートの広がりを押さえて乗る方法があります。またサドルを上げたり、スカートの下にレギンスやトレンカを履いたりするのも良い方法です。さらに、自転車用の便利グッズとして、ドレスカバーやスカートクリップなども販売されているので、活用すると良いでしょう。
自転車に乗るときに、おしゃれを諦める必要はありません。少しの工夫をすれば、ファッションと自転車を同時に楽しむことは十分に可能です。お気に入りのスカートを履いて、休日はポタリングなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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