【最終更新:2025年】自転車の速さは、種類によって大きく異なります。ママチャリ・電動アシスト・クロスバイク・ロードバイク、それぞれどのくらいの時速で走れるのでしょうか。
この記事では、自転車の種類別に平均時速を比較。数字で見る“リアルなスピード感”を紹介します。
自転車の平均時速まとめ【ママチャリ・電動・クロス・ロード・ミニベロ・MTB】

自転車の速さは、種類によって大きく異なります。 下記は代表的な6タイプの平均時速の目安です。
信号や風、道路の傾斜などによって実際の速度は変わります。ここからは、それぞれのタイプの特徴と走行スピードを見ていきましょう。
ママチャリ(シティサイクル)
通勤・通学・買い物など、日常で最も使われる定番タイプ。平均時速はおよそ12〜15km/h。歩行(約4km/h)より速く、街中では十分な移動スピード。荷物を積んでも安定して走れるのが特長です。
電動アシスト自転車
ペダルを漕ぐ力をモーターが補助してくれるため、上り坂や向かい風でも安定したペースを保ちやすいのが魅力。
平均時速は15〜20km/hほどで、モーターは“スピードを出す”ためではなく“漕ぐ力を助ける”ためのもの。 軽い力でスムーズに進めるため、街乗りにも最適です。
ミニベロ(小径車)
20インチ以下のコンパクトなタイヤを採用した自転車。小回りが利き、取り回しが軽いので、信号や駐輪の多い街中でも扱いやすいのが特長。平均時速は16〜22km/hほどで、短距離移動では十分軽快に感じられます。走り出しが軽く、テンポよく走れるのも魅力です。
クロスバイク
ロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置する、万能タイプ。街乗りでも郊外でも使いやすく、平均時速は20〜25km/h。軽量なフレームと細めのタイヤでスムーズに進み、姿勢もラク。日常使いと運動を両立したい人に人気です。
ロードバイク
スピードを重視したスポーツモデル。舗装路を効率よく走る設計で、一般的な走行では平均22〜30km/h前後が目安。体力や環境によっては短距離で35km/hを超えることもあります。公道では周囲への配慮を忘れず、安全な範囲でスピードを楽しみましょう。
マウンテンバイク(MTB)
未舗装の道路や段差の多い道を走るためのモデル。サスペンションが衝撃を吸収し、安定した走行が可能。悪路ではスピードが出にくいものの、舗装路なら平均18〜25km/h程度。頑丈なフレームと太いタイヤで、安定感を重視する人に向いています。
参考:
自転車で時速25キロは速い?ロードバイクで見る“スピードの目安”

自転車の種類によって走行速度はさまざまですが、ロードバイクでは平均時速25km/h前後で走ることができます。人力では最速クラスの乗り物で、数字だけ見ると控えめに感じても、実際には風を強く感じるほどの速さです。
たとえば——
- 歩行:約4〜5km/h
- ジョギング:約8〜10km/h
- ランニング(マラソン練習):約12〜15km/h
- 原付バイク(法定速度):30km/h
つまり、時速25km/hはジョギングの約2.5倍、小走りの約4倍に相当します。街中でこのスピードを出すと、歩行者や他の自転車を一気に追い抜くほどの速さです。
ロードバイクに乗れば、人の力だけでここまでスピードを出せますが、信号や歩行者の多い市街地では、常に維持するのは現実的ではありません。 また、下り坂や追い風ではさらに速度が上がるため、思わぬ危険につながることもあります。
「時速25キロ」とは、数字以上に“速さ”を実感できるスピード。風切り音や景色の流れが変わる瞬間に、人の力だけでここまで進めることに驚く人も多いでしょう。
参考:
シーン別のリアルなスピード感【通勤・通学・買い物】
自転車の速さは、走る場所や目的によっても大きく変わります。同じ自転車でも、道路の混雑状況や信号の多さ、荷物の重さによって平均速度は変動します。ここでは、日常シーンごとの現実的なスピード感を紹介します。
通勤
信号や交差点の多い市街地では、平均15km/h前後が目安です。体力に自信のある人や、郊外で信号が少ない道を走る場合は20km/h近く出ることもあります。
ただし、朝の通勤時間帯は歩行者や車の往来も多く、スピードより安全重視が基本です。汗をかかずに快適に走りたい人は、風通しのよい服装や一定のペースを保つ工夫がおすすめです。
通学
中学生や高校生がママチャリを使う場合、平均12〜14km/hほどが一般的です。部活の荷物や通学かばんを載せると、走行速度は自然と落ちます。
一方、電動アシスト付きなら15km/h前後をキープしやすく、坂道や向かい風でも安定したペースで走れます。朝夕の通学路は歩行者が多いため、スピードよりも視界とブレーキ操作に余裕を持つことが大切です。
街乗り・買い物
買い物やお出かけなど、短距離の街乗りでは10〜18km/h程度が一般的。 信号や一時停止が多く、走っては止まるの繰り返しになりますが、この速度でも十分に“速く、快適に移動できる”と感じる人がほとんどです。特に荷物を載せた状態では、安定して走れるスピードが理想です。
速さは目的や環境で変わるもの。大切なのは、無理に速く走らなくても快適に移動できることです。通勤や通学、買い物など、日常の移動では“安全に、心地よく”走れるスピードを意識しましょう。
スピードの差を生む3つの要素【車体・路面・走り方】
同じ人が同じ距離を走っても、自転車のスピードはいつも同じとは限りません。少しの条件の違いで、思っている以上に速度は変化します。ここでは、走行スピードに影響する主な3つの要素を紹介します。
① 車体の違い
自転車の重さや形状、タイヤの太さは、スピードに大きく関係します。
たとえば、軽量なアルミやカーボンフレームのロードバイクは、ペダルを踏んだ力が効率よく推進力に変わるため、同じ力でも軽い感覚でスピードを維持できます。
一方、ママチャリや電動アシスト自転車は安定性を重視している分、車体が重く、加速よりも「一定のペースで走りやすい設計」になっています。
タイヤ径の小さいミニベロも、ストップ&ゴーが多い街中では扱いやすい反面、長距離ではスピードを維持しにくい傾向があります。
② 路面や環境の違い
路面の状態もスピードに大きく影響します。舗装されたきれいな道では抵抗が少なく、少ない力で進めますが、段差・砂利・坂道・風などの要素が加わると、スピードは一気に落ちます。特に向かい風や上り坂では、体感的には2〜3倍の負荷がかかることもあります。
また、信号の多い市街地ではストップ&ゴーが頻発するため、平均時速はどうしても低くなります。同じ車種でも「走る環境」が違えば、スピードは大きく変わるのです。
③ 走り方・姿勢の違い
最後に、意外と大きな要素が「走り方」や「姿勢」です。
前傾姿勢をとるロードバイクは空気抵抗が少なく、長時間スピードを維持しやすい設計です。逆に、ハンドル位置が高いママチャリやシティサイクルは姿勢が起きるため、風を受けやすく、速度が出にくくなります。
また、ペダルを“強く踏む”よりも“一定のリズムで回す”方が効率的。スピードを出すよりも、軽いギアで回転を保つ走り方が疲れにくく、結果的に平均速度を上げることにもつながります。
こうした要素が重なり、同じ「自転車」でも体感スピードは大きく変わります。
速さは脚力だけでなく、車体や環境、走り方の組み合わせによって生まれるもの。自分に合ったスタイルを見つけることで、より快適に走ることができます。
自分に合ったスピードで走れる自転車とは
自転車の心地よさは、必ずしも「どれだけ速く走れるか」で決まるわけではありません。
大切なのは、自分が気持ちよく走れるスピードで進めること。
ペダルの軽さや静かさ、姿勢の安定感といった要素がそろうと、スピードを出さなくても自然に快適さを感じられます。
たとえば、軽量な車体は漕ぎ出しがスムーズで、少ない力でもよく進みます。静かで滑らかな駆動方式なら、風や景色の変化を感じながらリラックスして走れます。
この「軽くて静か」という条件をどちらも満たしているのが、wimoの自転車です。
「COOZY」シリーズは、坂道にも強い電動アシストの力と、街中で扱いやすいミニベロの機動性を兼ね備えた電動ミニベロ。モーターが自然にアシストしてくれるので、上り坂でもスピードを意識せず軽やかに走れます。
さらに、静かなベルトドライブを採用しているため、走行音がほとんどなく、街中でも快適。「軽く進んで静かに走る」——そんな感覚を求める方にぴったりのシリーズです。

一方、「wimo 26インチ」は、軽量クロスバイクならではの爽快な走りが魅力。軽量アルミフレームと程よい太さのタイヤで、スピードと安定感を両立。街でも郊外でもスムーズに進み、自然にスピードがのる“軽快さ”を楽しめる設計です。
速く走ることよりも、気持ちよく走ること。それが、自分に合ったスピードで走れる自転車を選ぶいちばんの基準です。
「COOZY」シリーズやwimo 26のように、軽く・静かで・扱いやすい自転車なら、無理にスピードを出さなくても、自然に心地よく走ることができます。
よくある質問(FAQ)
自転車の速度に関して、よく寄せられる質問をまとめました。
自転車の速さは“自分のペース”で楽しもう
自転車の速さは、種類や環境によってさまざま。数字にとらわれず、自分にとって気持ちよく走れるスピードを見つけることが大切です。
速度を知りたいときは、サイクルコンピューターやメーター付きモデルを活用するのも一つの方法。日々の走行距離を記録することで、モチベーション維持にもつながります。
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wimoでは、用途に合わせて選べる3つのシリーズをご用意しています。
- 電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ
都会的なデザインと、1.25kgの軽量バッテリーを備えたスマートe-bike。 - 軽量クロスバイク「wimo 26インチ」
アルミフレーム×ベルトドライブの快適設計。静かで軽やかな走りが魅力です。 - 本格キッズバイク「wimo kids」シリーズ
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