電動アシスト自転車は危ない?知っておきたいデメリット、おすすめできる人を解説します

電動アシスト自転車は便利な点が多い一方で、デメリットも存在し、危ないと思われる方もいます。安全に電動アシスト自転車に乗るためには、デメリットを理解したうえで購入を検討することが重要です。

この記事では、電動アシスト自転車のデメリットや、電動アシスト自転車をおすすめできる人をご紹介します。

· 《 記事 》

電動アシスト自転車とは?

電動アシスト自転車とは、ペダルを漕ぎ出す際に、電動モーターがアシスト(補助)をするタイプの自転車です。時速10km未満までは、人間のおよそ2倍のアシスト力で補助しますが、速度が上がるにつれ少しずつアシスト力が弱まります。時速24km以上になると、補助がなくなる仕組みです。

通常の自転車は、人間の脚力でペダルを漕ぎ出す点が、電動アシスト自転車と大きく異なります。また、電動自転車(ペダル付き原動機付自転車)は人間の脚力を使うことなく、100%電動モーターで動く仕様になっています。

電動アシスト自転車と電動自転車は、見た目がほとんど変わりません。ただし、電動自転車はペダルを漕ぐ必要がないため、足を乗せるだけのペダルになっているタイプが多いです。

もう一つの大きな違いは、電動アシスト自転車には原付免許が不要ですが、電動自転車に乗るには原付免許が必要となる点です。自転車のタイプごとにルールが決まっているため、ルールをしっかりと守って乗らなくてはいけません。

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電動アシスト自転車は危ない?

電動アシスト自転車は、通常の自転車と特徴が大きく異なり、正しく操作しないと事故につながる危険性もあります。ただ、安全な乗り方をすれば、決して危ない乗り物ではありません。

電動アシスト自転車を安全に乗るには、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

電動アシスト自転車の安全な乗り方

電動アシスト自転車を漕ぎ出すときには、平らで安全な場所に自転車を止め、両足を地面につけた状態で電源を入れましょう。ペダルに足が乗った状態で電源を入れると、アシスト機能が働いて自転車が急発進するおそれがあるためです。

同じ理由で、交差点や信号待ちなどで自転車を止めているときも、ペダルに足を乗せないよう気をつけましょう。両足を地面につけた状態で両ブレーキをかけ、誤発進や急発進を防ぐことが大切です。

また「ケンケン乗り」と呼ばれる、ペダルに片足を置き、片足で地面を蹴る方法で乗るのも大変危険です。ふらつきやすい不安定な状態から加速すると、転倒するおそれがあります。

坂道を上るときに、力を入れようとして立ち漕ぎをすると、片方のペダルにのみ荷重がかかり、バランスが崩れやすくなります。電動アシスト自転車で坂道を上る際には、立ち上がらず座ったままで、ゆっくりとペダルを踏むようにしましょう。

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電動アシスト自転車のデメリット

電動アシスト自転車を購入してから後悔しないようにするためには、どのようなデメリットがあるのかを知っておくことが重要です。電動アシスト自転車の主なデメリットは、以下のとおりです。

スピードがあまり出ない

道路交通法の関係上、電動アシスト自転車は時速24km以上になるとアシスト力がなくなり、100%自分の力で漕がなくてはいけません。法律上では、自転車は時速60kmまで速度を上げられますが、現実としては難しいでしょう。

実際に、電動アシスト自転車と通常の自転車の平均速度は、あまり変わりません。電動アシストの平均時速は10kmから17kmなのに対し、通常の自転車では12kmから15kmと言われています。

長距離移動には向いていない

電動アシスト自転車は、1回充電をすると、小型のタイプは20kmから40km程度・中型から大型になると40kmから100km以上走行可能とされています。往復する必要性を考えると、1回の充電で最大でも片道50km程度の移動が適切です。

長距離移動をしたい場合には、バッテリーの充電が必要ですが、充電にも数時間かかります。このため、電動アシスト自転車は、長距離移動に向いていないと言えるでしょう。

バッテリーが切れると重くなる

通常の自転車に比べて、電動アシスト自転車の車体重量は1.5倍から2倍 ほど 重くなります。バッテリーが切れてしまうと、通常の自転車のおよそ2倍の重さが、すべて足にかかってしまうのです。自転車を降りて進まなくてはならない階段や歩道橋は、特に車体の重さを全身で感じるでしょう。

一般的な自転車よりも価格が高い

電動アシスト自転車は、安いタイプでも8万円ほどかかります。高機能の商品やスポーツタイプの商品などでは、15万円ほどかかるものも珍しくありません。通常の自転車の相場は、2万円から3万円ほどであり、電動アシスト自転車の価格が高いことが分かります。

購入後も、バッテリーの寿命に合わせて交換が必要であり、バッテリーの値段は3万円程度です。

駐輪場に置けない場合がある

駐輪場のタイプや、駐輪場に設置されたレールのサイズによっては、電動アシスト自転車が止められないケースもあります。例えば、ラック式駐輪場の上段に電動アシスト自転車を止めようとすると、車体が重いため、大人の男性でも止めるのが難しいです。

また、電動アシスト自転車のタイヤは通常の自転車よりも太く、駐輪場のレールの幅が狭いと止められません。前輪中央に車速センサーを搭載している電動アシスト自転車も、車輪止めに接触する場合があります。止めたい駐輪場の形状を前もって確認しておきましょう。

盗難のリスクが高い

電動アシスト自転車には大きなバッテリーが付いており、一目で通常の自転車と違うと分かります。高額な商品であるため盗難のリスクも高く、十分な盗難対策が必要です。

あらかじめ自転車の後輪に付いているサークル錠と、市販の鍵の2種類を使うようにしましょう。バッテリー専用の鍵も購入しておくと、バッテリーのみを盗まれるリスクを軽減できます。さらに、自転車盗難補償制度に加入しておくと安心です。

バッテリーの劣化が早い場合がある

バッテリーの使い方や管理状況によっては、バッテリーの劣化が早まる場合があります。正規の充電器を使い、バッテリーの残量が0になる前に室内で充電する・充電終了後はすぐに接続を切る・長期間自転車に乗らない場合はバッテリーを外しておくなどの対策を心がけましょう。

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電動アシスト自転車には、デメリットを上回るメリットがたくさん!

電動アシスト自転車にはデメリットだけでなく、メリットもたくさんあります。どのようなメリットがあるのか、順番にご紹介します。

坂道も楽に上れる

電動アシスト自転車は、少しペダルを踏むと力強く加速します。坂道をすいすい上れるのは、電動アシスト自転車ならではのメリットです。立ち漕ぎせず快適に上れることで、上り下りが激しい道でもスムーズに走行できます。

重い荷物や子どもを乗せても負担にならない

電動アシスト自転車は足や体にかかる負担が少ないため、子どもや重い荷物などを載せていても、必要以上の負担が足にかかりません。毎日の送り迎えや買い物も、電動アシスト自転車があれば快適に行えます。

自転車で行ける範囲が広がる

通常の自転車で数十km走るのは、しんどいと感じる方も多いでしょう。電動アシスト自転車であれば、余分な体力を使わずにこの距離を走行できるようになり、行動範囲が遠くまで広がります。

環境にやさしい

電動アシスト自転車のバッテリーは電気で充電をするため、ガソリンのように大気汚染や健康被害のリスクがありません。排気ガスも出ず、環境にやさしい移動手段です。

自動車移動よりも小回りがきき、健康的である

車で10分ほどの移動であれば、電動アシスト自転車を使っても時間はあまり変わりません。車では通れない細い道も、電動アシスト自転車であればスムーズに通り抜けられ、風を浴びながら健康的な時間が過ごせます。

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デメリットを考えたうえで、電動アシスト自転車をおすすめできる人とは?

日常生活において、電動アシスト自転車をおすすめできるのはどのような人なのでしょうか。

自転車で通勤・通学をしている人

自転車で通勤・通学をしている人は、毎日の移動を効率良くできる電動アシスト自転車がおすすめです。運動不足を解消しつつ、適度なサポートがあることで、快適に通勤・通学できます。

小さい子どもを自転車で送り迎えしている人

朝・夕の忙しい時間帯に渋滞を気にせず、短時間で子どもの送り迎えをしたい人にも、電動アシスト自転車がぴったりです。子どもを簡単に乗せられるほか、かごが大きな商品も販売されているため、子どもの荷物も楽に運べます。

スーパーやショッピングセンターまで距離がある人

近くにスーパーがないと、1回の買い物の量が多くなってしまいます。重たい荷物を持ち、徒歩で帰ってくるのはとても大変です。電動アシスト自転車があれば、たくさん買い物をしても持ち運びが楽になります。

起伏のある道でサイクリングを楽しみたい人

通常の自転車で起伏のある道を走ろうと思うと、上り坂でたくさんの体力を消費してしまいます。電動アシスト自転車であれば、起伏があったり多少遠かったりしても心配なくサイクリングを楽しめます。

まとめ

電動アシスト自転車に乗るときは、今回紹介したメリットとデメリットをしっかりと踏まえておくことで、快適な自転車ライフを楽しめます。

電動アシスト自転車の中でも、wimoの「COOZY」は、デザイン性と使い心地の両方を追求しています。最高100kmの航続距離と優れた性能を実現し、坂道も効率良く走行できるなど、品質にこだわったCOOZYをぜひお試しください。

 

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