wimo-New start

wimoの発端とCOOZYの誕生を紹介します
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New Start

初めまして、
wimo株式会社代表取締役の洪と申します。宜しく御願いします。

wimoは株式会社クララオンラインが100%出資する自転車投資合同会社が投資したベンチャー企業です。主に日本市場向けに新たな電動アシスト自転車ブランドの展開に取り組んでいます。

これからwimoを設立したきっかけをご紹介します。

wimoの由来

wimo(ウィーモ)はwindとmobilityの頭二文字からの造語です。
「移動を、より快適にする」という私たちのビジョンと
都市型のライフスタイルに向けた新しいデザインで、
新たな風を吹き込むことを意味しています。

「電動アシスト自転車の新しいカタチ」を、wimoがつくります。

wimoは、ただのメーカー企業ではなく、電動アシスト自転車を媒体としてライフスタイルを提案していきます。

wimo株式会社 ロゴ wimo Logo

wimoの発端

wimoの始まりは約3年前に遡ります。仕事の関係で様々な自転車小売店舗を訪ねていたところ、店内に並ぶ電動アシスト自転車のラインナップの豊富さに驚いた一方、ブランドを問わず、バッテリーの形状と格納位置の類似性に疑問を抱えました。「人とは違うデザインの電動アシスト自転車が欲しい」というこのときの小さな思いはwimoの始まりでしょうか。そして、その思いを形にすることができたのがそこから、約2年半後の2020年2月26日。この日、wimo株式会社が設立しました。

COOZYの誕生

2020年6月中旬に、wimoの初代製品「COOZY」(クージー)が登場しました。COOZYは「Cozy」(和訳:居心地の良い)に、自転車両輪の形状を表す「OO」を入れた造語です。クールな自転車との意味合いもあって「クージー」を名付けました。
巧みな設計でバッテリーボックスを自然にフレームと納め、非常にバランスの取れたデザインで一体感を描いているのはCOOZY最大の特徴です。

wimoの電動アシスト自転車COOZY

COOZY設計の原点にあるのは2017年のサイクルモードで出会ったTSINOVAのTS01という車体でした。ほぼ一目ぼれといっていいでしょう、TS01に魅かれました。

2017年のサイクルモードで出会ったTSINOVA社(チノバ)のTS01という車体

そこで2017年から2018年にかけて、TSINOVAを設計開発していた北京軽客科技智能有限公司の北京本社を複数回訪ね、提携の可能性を打診し続けました。ただ、すでに彼らは先行して日本での展開の準備をしていたため、難航します。

転機を迎えたのは2019年2月でした。北京軽客科技智能有限公司は自ら単独での電動アシスト自転車事業を停止することとなったため、TS01の意匠使用権の付与を条件に、準備中のwimoに出資したいとの打診が来ました。その当時、私たちは実は別の車体の開発をすでにスタートしていましたが、躊躇なく打診を引き受けることになります。憧れていたTS01デザインを踏襲できることはあまりにも魅力的だったからです。

電動アシスト自転車は外観だけではなく、移動手段であり、ライフスタイルの一部でもあります。

お客様のあらゆる体験を向上するためには、TS01を根本から見直ししました。まず坂道の多い日本ではなじみのある内装三段変速を追加しました。また、バッテリーボックスをゼロから作り直して防水性能や耐久性を向上する一方、好評だったベルトドライブや特徴的な外観デザインを残しました。バッテリー容量も可能な限り最大化し、長時間のアシスト走行を可能にしました。

COOZYとwimoメンバー

COOZYはTS01と同じDNAを持っているため、その違いは一見すると分かりづらいかもしれません。ただ、約1年をかけてこうして新たなものに生まれ変わった、自信作です。

努力してきたからこそ、胸を張ってCOOZYを皆様に紹介できます。

ぜひ、ご支援の程、宜しくお願い致します。