便利な子育てアイテム 子乗せ自転車とは

今回の記事は最近街中で見かける機会が増えてきた、子乗せ自転車(チャイルドシートが装備されている自転車)についてです。最近の送り迎えのスタンダードが子乗せ自転車に移りつつあります。メリット、デメリット等を踏まえつつ紹介させていただくので、これから子乗せ自転車を購入する方は参考にしてみてください。

· 《 記事 》

子乗せ自転車

そもそも子乗せ自転車とは何かというと、専用設計の自転車にチャイルドシートが装備されている自転車のことです。中には、チャイルドシートを自由に選ぶことができるように装備されていない自転車もあります。子乗せ自転車の設計は、車体の重心が低く、車体が長く設計されています。このような設計の利点を紹介いたします。

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  • 車体の重心が低い

低重心にすることによって安定性が増し、子どもを乗せた状態でも走行時にふらつきにくくなります。また、チャイルドシートの高さが低くなるので子どもを乗せる際や降ろす際に負担が減ります。

  • 車体が長い

車体が長いことで、直進安定性があり倒れづらいです。子乗せ自転車は、普段自転車に乗らない方や、筋力がない方も乗る場合があるので安定性を求めて倒れづらくすることはとても重要な要素です。

このように、子乗せ自転車は安定性等に着目して日々の送り迎えなど子どもを乗せたシーンで、安全快適に走ることを目的としています。

車を所有してはいるがお子さんの送り迎えのタイミングでは使えない、車よりも経済的に送り迎えすることができる手段が欲しい、都心などが近く車では渋滞にはまってしまうといった方は自転車の送り迎えがおすすめです。

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おすすめのタイプ

子乗せ自転車には大きく分けて2種類の形があります。

  • 前子乗せタイプ
  • 後ろ子乗せタイプ

こちらの2種類があります。チャイルドシートが前についているか、後ろについているかの違いとなっています。この違いによって、車体にかかる重心が異なる為乗り味や安定性が変わります。

  • 前子乗せタイプ

ハンドルの上にチャイルドシートが取り付けられており、それによって子供を乗せたときのチャイルドシートの重心がハンドルの中心に位置するので走行時にふらつきにくくなっています

後ろ子乗せタイプの自転車よりも低い年齢から乗ることができ、子どもが常に視界にいるので安心して走行することができます。

  • 後ろ子乗せタイプ

後ろの荷台(リアキャリア)にチャイルドシートが取り付けられているタイプです。

前子乗せタイプのものよりも大きい子どもを乗せることができ、長く使うことが出来ます。また、前子乗せタイプと違い、カゴを取り付けることができるので買い物などにも行きやすくなっています。

乗る子どもが小さく、前カゴを使わない場合は前子乗せタイプの自転車を、乗る子どもが大きい、前カゴを使用したい場合は後ろ子乗せタイプの自転車をおすすめします。

どちらのタイプでも、子どもが成長しチャイルドシートを使わなくなった際には、チャイルドシートを取り外し、カゴをつけることができます

他にも後ろ子乗せタイプの自転車に、前用のチャイルドシートを取り付けることができます。取り付ける際にはハンドルの形状や、自転車の規格が適合しているかの確認が必要になります。

また、前後にチャイルドシートを取り付けることができる自転車は、幼児2人同乗基準適合車マークのシールが目印になります。

子どもを2人乗せたいとお考えの方は、自転車店などでしっかりと確認しましょう。

メリット

子どもの送り迎えで子乗せ自転車を使用する際のメリットを何点か紹介いたします。

  • 維持費を抑えることができる
  • 車などの交通渋滞を避けることができる
  • 車よりも気軽に走り出すことができる

自転車のメリットでもある気軽さが最大限活かすことができているのが子乗せ自転車の特徴ではないでしょうか。走り出す際の気軽さの他にも、維持費に関しても車に比べると抑えることができます

また、交通渋滞を避けることにより、朝の忙しい貴重な時間を確保することできます。車では通ることができない一方通行の道なども通ることができる場合があり、車よりも先回りすることができます。

デメリット

かなり魅力的なメリットが多数ありますが、もちろんデメリットもあります。

  • 天候に左右されてしまう
  • 自転車の利用環境が整備されていない場合がある
  • 交通ルールが浸透していない

雨の日に自転車に乗るのは少し億劫と感じる方がほとんどです。チャイルドシートも濡れてしまい、子どもが風邪をひいてしまわないか心配ですよね。実はレインコートの他に、チャイルドシート用のレインカバーがあることをご存じでしょうか。このレインカバーを取り付けることにより、チャイルドシートに座っている子どもは快適に過ごすことができます。

また、利用している道路によっては自転車専用レーンが無かったり、都内などでは車が駐車しているシーンがかなりあると思いますがこちらもデメリットの中の1つです。そのようなケースを回避するために、交通ルールを良く把握し自転車の利便性を最大限まで活かすことができる使い方をしましょう。

まとめ

今回は子乗せ自転車の種類や、メリット、デメリットをご紹介させていただきました。

これから子どもの送り迎えを自転車で行いたいと考えている方は、是非今回の記事を参考にしていただき、最寄りの自転車店さんに相談してみてください。また、前後にチャイルドシートを取り付けることができる自転車は幼児2人同乗基準適合車のみとなりますので、それ以外の自転車には前後のチャイルドシートを取り付けないように注意しましょう。

 

 

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