自転車で5キロは何分かかる?通勤はきつい?消費カロリーも解説します

自転車通勤を行ううえでの具体的なイメージが掴みましょう

· 《 記事 》

家から会社までの距離が5キロ程度の方の中には、自転車での通勤を考えている方もいるでしょう。自転車で5キロの距離を走るのは、そこまでハードなものではないため、運動初心者の方にもおすすめできます。

当記事では、自転車で5キロ走るのにかかる時間や消費カロリー、自転車通勤における注意点などについて解説します。記事を読むことで、自転車通勤を行ううえでの具体的なイメージが掴みやすくなるでしょう。

自転車で5キロは自転車で何分かかる?

自転車で5キロ移動するのにかかる時間は、以下のとおりです。

【自転車で5キロ移動するのにかかる時間】

ロードバイク

12分

ママチャリ

18分

ミニベロ

12分

電動自転車

18分

なお、都心部を走行するとなると、信号待ちが発生するため、プラス3分ほど時間がかかりやすくなるでしょう。

乗り物のスピードだけでいえば、自転車のスピードは電車や車よりもゆっくりです。しかし、電車は駅に来るまで待たなければならなかったり、車は渋滞に巻き込まれるリスクがあったりと、それぞれデメリットがあります。

そういった点を踏まえると、いつでもすぐに乗れて渋滞に巻き込まれることもない自転車のほうが、早く着くケースも十分に考えられるでしょう。以下からは、下記の自転車の種類ごとにかかる時間を見ていきます。

・ロードバイク

・ママチャリ

・ミニベロ

・電動自転車

ロードバイク

ロードバイクでは、5キロ走るのに12分程度かかります。ロードバイクの平均時速は20〜30キロであるため、時速25キロとして「5キロ÷時速25キロ=0.2時間」です。

ママチャリ

ママチャリでは、5キロ走るのに18分程度かかります。ママチャリの平均時速は4〜20キロですが、一般的には時速15キロ程度で走行している人が多い傾向にあります。そのため、時速15キロとして「5キロ÷時速15キロ=およそ0.3時間」です。

ミニベロ

ミニベロでは、5キロ走るのに12分程度かかります。ミニベロの平均時速は20〜25キロであるため、時速22.5キロとして「5キロ÷時速22.5キロ=およそ0.2時間」です。

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電動自転車

電動自転車では、5キロ走るのに18分程度かかります。電動自転車の平均時速は12〜17キロであるため、時速14.5キロとして「5キロ÷時速14.5キロ=およそ0.3時間」です。

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自転車で5キロ走ったときの消費カロリーは?

エネルギー消費量は、以下の式を用いて計算可能です。

エネルギー消費量(kcal)=1.05×エクササイズ(メッツ・時)×体重(kg)

エクササイズの値は、メッツ値×運動時間で表されます。メッツ値とは、身体活動の強さが、安静にしているときの何倍に相当するかを表す単位のことです。

メッツ値は、自転車の種類によって違います。そのため、自転車で5キロ走ったときの消費カロリーは、自転車の種類によって異なります。以下は、主な自転車の種類ごとの消費カロリーについてまとめた表です。なお、体重は、20歳の男女における平均体重(男性57kg、女性49kg)のデータを用いています。

【自転車で5キロ走ったときの消費カロリー】

ロードバイク

男性:144kcal(1.05×12×0.2時間×57kg)

女性:123kcal(1.05×12×0.2時間×49kg)

ママチャリ

男性:104kcal(1.05×5.8×0.3時間×57kg)

女性:90kcal(1.05×5.8×0.3時間×49kg)

ミニベロ

男性:96kcal(1.05×8×0.2時間×57kg)

女性:82kcal(1.05×8×0.2時間×49kg)

電動自転車

男性:54kcal(1.05×3×0.3時間×57kg)

女性:46kcal(1.05×3×0.3時間×49kg)

有酸素運動は、長時間行うことでダイエット効果が期待できる運動です。そのため5キロ走っただけでは、そこまで大きな効果は期待できず、劇的に痩せる可能性もほとんどないというのが事実です。とはいえ、運動しないよりは良いといえるでしょう。

短い距離を何度も走ることで体力がついていき、より長時間のサイクリングも行えるようになっていくことが期待できます。運動を始めるうえでの入り口として、まずは5キロの走行から始めてみるのが良いでしょう。

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毎日5キロの自転車通勤はきつい?

毎日5キロの距離を自転車で通勤するのがきついかどうかは、人にもよります。とはいえ、そこまで辛いものではないでしょう。仮に電動自転車を利用すると、メッツ値は3です。3メッツの運動は、ワンちゃんの散歩や、家財道具の片付けをするのと同じくらいの強度だとされています。

激しい運動ほどの体力を消費するわけではないため、普段から運動習慣がない方でも続けやすいといえるでしょう。

毎日5キロの自転車通勤するメリット

自転車通勤はそこまで激しい運動ではなく、5キロという距離も決して遠くはありません。だからこそ、運動習慣のない方でも継続しやすく、気軽に運動を続けやすいというメリットがあります。自転車通勤を続けることで運動の習慣が身についていき、健康を維持しやすくなるでしょう。

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さらに自転車なら、電車の遅れに振り回されたり、車の渋滞に巻き込まれたりするリスクもなくなります。毎日、自分のペースで安心して会社まで通えるようになるのです。電車の定期代や車のガソリンが浮くなど、経済的な面で見ても得しやすいでしょう。

毎日5キロの自転車通勤する際の注意点

毎日5キロの自転車通勤を行う際は、以下3つのポイントに注意しましょう。

・交通ルールを遵守する

・雨・雪の日は車や電車などで通勤する

・自転車保険に入っておくと安心

交通ルールを遵守する

毎日自転車に乗るとなると、その分自転車事故を引き起こすリスクも高くなってしまいます。

自転車は車より軽くて遅い乗り物とはいえ、人と衝突すれば重大な事故につながる可能性も十分にあるのです。また、車道を走っている際に車と衝突し、自身が怪我をする恐れもあります。安全のため、交通ルールは厳守しなければなりません。

自転車を利用した際の通勤ルートについてあらかじめ下調べをしておき、自転車で走行可能な場所などをしっかりとチェックしたうえで、走行するようにしましょう。

雨・雪の日は車や電車などで通勤する

雨や雪の日は視界が悪くなりやすいうえ、地面も滑りやすくなっており、自転車で走行するのが危険な状態となります。したがって悪天候の日は、車や電車を利用するのも良いでしょう。

天候が悪い日だけでなく、体調が悪い日も、事故を防ぐために公共交通機関を利用するのがおすすめです。「毎日必ず自転車に乗らなければならない」と張り切りすぎず、うまく組み合わせて、その日のコンディションに合った乗り物を使うのが得策だといえます。

自転車保険に入っておくと安心

自転車に毎日乗る方は、自転車保険に入っておくことで、より安心して自転車を利用できるようになるでしょう。自転車保険の中には、自転車を運転している際に自分が負った怪我に備えるものや、誰かを傷つけてしまったときの損害賠償に備える保険などが存在します。

自転車での事故は、怪我の内容によって、死亡者が出るケースもあります。後で悔やむことがないよう、自転車保険への加入も検討しておきましょう。

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まとめ

自転車に乗って移動する際、5キロ走るのには12~18分程度かかります。毎日5キロの自転車通勤を行うのは、決してハードな運動ではありません。運動習慣を身につけたい人や、車の渋滞などに巻き込まれたくない人は、ぜひ自転車通勤を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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