自転車で5kmは何分?通勤・通学はきつい?リアルな時間とカロリーを解説

5km圏なら“自転車が最速”。ママチャリ・電動・クロスバイクの違いを紹介

· 《 記事 》

【最終更新:2025年10月】自転車で5kmは、平坦な道なら約15〜20分。信号や坂道が多いと時間は変わりますが、5km圏なら“自転車が最速”と言われます。

この記事では、5km走行の所要時間・きつさ・消費カロリーを中心に、ママチャリ・電動・クロスバイクなど、車種や道路状況による違いをわかりやすく解説。通勤・通学のリアルな距離感がつかめます。

自転車で5キロは何分?【車種別・道路状況で比較】

Section image

自転車で5キロを走る時間は、おおよそ15〜20分前後です。車種別では次のようになります。

平坦な道であれば15〜20分程度。信号が多い都市部や坂道の多いルートでは、+3〜5分ほどかかる場合もあります。

かかる時間だけを見ると特別速いわけではありませんが、実際の移動全体で考えると、5km圏なら「自転車が最速」といわれます。

電車は駅までの徒歩や待ち時間があり、車は渋滞や駐車スペースの影響を受けやすい一方で、自転車は出発地点から目的地まで直接アクセスできるため、実際の移動時間では最も効率的だからです。

参考:

<車種別の目安と特徴>

※ 所要時間は「5km ÷ 平均時速(km/h)」で算出しています。
※ 信号の多い都市部では、+3〜5分程度かかることがあります。

ロードバイクで5キロを走る場合

軽量なフレームと高い走行性能を持ち、平均時速はおよそ25km5キロなら約12分で到着します。信号が少ない郊外やサイクリングロードでは、さらに短縮できることもあります。

クロスバイクで5キロを走る場合

通勤や街乗りで人気のクロスバイクでは、平均時速は20〜24km5キロならおよそ14分かかります。スピードと安定感のバランスが良く、通勤・通学の両方で扱いやすいタイプです。

ミニベロで5キロを走る場合

wimo電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ

小径ホイールによる軽快な加速が特徴で、平均時速は16〜20km5キロの所要時間はおよそ17分前後です。 ストップ&ゴーが多い街中でも扱いやすく、短距離の移動や通勤に向いています。

ママチャリで5キロを走る場合

一般的なママチャリの平均時速は14〜16km5キロを走ると、おおよそ20分程度。信号が多い市街地ではやや時間がかかりますが、5キロなら十分現実的な距離です。

電動アシスト自転車で5キロを走る場合

wimo電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ

アシストは時速10 kmまでは人力の約2倍まで補助し、10 km/hを超えると速度に応じて徐々に弱まり、24 km/hに達すると補助が停止する仕組みです。平均時速は15〜17kmほどが目安5キロなら約19分で到着します。

坂道や向かい風でもスピードが落ちにくく、疲労感が少ないのもメリット。都市部の通勤や買い物にも現実的な選択肢といえます。

道路状況によってどのくらい変わる?

道路状況によって、同じ5キロでも走行時間は変わります。おおまかな目安は次のとおりです。

平坦な道であれば、ママチャリでも20分かからず到着できるケースが多く、一方で坂道や信号が続くエリアでは、ロードバイクでも時間差が生じます。

ただし、道路状況による差はあっても、思い立ったときにすぐ出発できて小回りがきくのが自転車の強み。結果的に、5km圏では自転車がもっとも効率的な移動手段といえるでしょう。

自転車で5キロ走ったときの消費カロリーは?

ロードバイク クロスバイク サイクリング 消費カロリー 

自転車で5キロを走ったときの消費カロリーは、車種や走行時間によって異なります。

一般的には、おおよそ50〜140kcalが目安です。軽めの有酸素運動として、通勤・通学の範囲でも十分に体を動かせる距離といえます。

エネルギー消費量は、次の式で求められます。

  • 消費カロリー(kcal)= 1.05 × METs(メッツ) × 運動時間(h) × 体重(kg)

「METs(メッツ)」とは、安静時を1とした場合の運動強度を表す単位で、 通勤・通学レベルの自転車は約5.8METs、ロードバイクのような速い走行では8〜12METs程度とされています。

下表は、車種ごとの平均時速とMETs値をもとに算出した5km走行時のカロリー目安です。
(体重は20歳の男女における平均体重:男性57kg・女性49kgを使用)

<自転車で5キロ走ったときの消費カロリー>

※算出式:1.05 × METs × 運動時間 × 体重

5キロ走行では、軽いジョギング1km前後に相当するエネルギーを消費します。劇的なダイエット効果は期待できませんが、毎日の移動で自然にカロリーを消費できるのが自転車通勤の魅力です。

例えば、

  • 片道5kmを往復(合計10km)した場合 → 約200kcal前後
  • 週5日続けると → 1週間で約1,000kcal(おにぎり約5個分)

毎日の通勤や買い物がそのまま運動になり、体力維持や基礎代謝アップにもつながります。5kmは、無理なく続けられて“日常でちょうどいい運動距離”といえるでしょう。

毎日5キロの自転車通勤はきつい?

Section image

毎日5キロの距離を自転車で通勤するのがきついかどうかは、人によって感じ方が異なります。とはいえ、多くの人にとっては無理なく続けられる距離です。

電動アシスト自転車の場合、運動強度(METs値)は約3。これは犬の散歩や部屋の片づけと同程度の軽い運動にあたります。

一方で、ママチャリでの通勤・通学(時速15km前後)は約5.8METsで、 軽い有酸素運動として健康維持に十分な強度といえます。

また、「きつい」と感じるかどうかは、坂道や向かい風、暑さや寒さなど、環境条件に大きく左右されます。平坦な道であれば、ママチャリでも20分かからず到着できるため、時間・体力の両面で無理のない距離です。

さらに、文部科学省や国土交通省の調査によると、中高生の自転車通学距離は平均3〜5km前後。通勤・通学どちらでも、日常的にこなせる現実的な距離です。毎日続けても体への負担は少なく、健康維持や気分転換にもつながります。

参考:

毎日5キロの自転車通勤を続けるメリット

自転車で5キロの通勤は、体への負担が少ない、ちょうど良い運動量です。日常生活の延長で体を動かせるため、運動習慣のない方でも始めやすく、続けることで次のようなメリットが得られます。

  • 時間の節約:通勤ラッシュや電車の遅延に左右されず、到着まで時間が読みやすい。
  • 健康維持:軽い有酸素運動で体力や代謝を保ち、朝のリフレッシュ効果も得られる。
  • 経済的:電車の定期代やガソリン代がかからず、維持費も少ない。
  • ストレス軽減:渋滞や混雑から解放され、マイペースで通勤できる。

このように、5キロの自転車通勤は、時間・健康・経済のすべてにプラスの効果をもたらす通勤スタイル。 「通勤=運動の時間」と捉えることで、無理なく健康的な生活リズムを続けられます

毎日5キロの自転車通勤を快適にする注意点

wimo電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ

5kmは通いやすい距離ですが、毎日乗るからこそ安全や天候への配慮が欠かせません。次の3つのポイントを意識しておくと、快適で安心な通勤が続けやすくなります。

交通ルールを守る

自転車は「軽車両」に分類され、道路交通法に基づいて走行する必要があります。車道の左側通行が原則で、信号や一時停止を守り、夜間はライトを点灯させましょう。歩道を走る場合は、標識で認められた区間のみとし、歩行者を優先します。

短い距離でも、慣れによる油断が事故につながることもあります。スマートフォン操作や傘差し運転など、危険な行為は控え、安全を意識して走行しましょう。

無理せず、天候や体調に合わせて選ぶ

雨や雪の日は路面が滑りやすく、視界も悪化します。悪天候の際は、無理せず電車やバスなどに切り替えましょう。

体調が優れない日も同様に、「乗らない選択」をすることが結果的に長く続けるコツ。「毎日必ず乗る」ではなく、「乗れる日に乗る」くらいの柔軟さが、習慣を長続きさせるポイントです。

自転車保険に加入しておくと安心

自転車事故による賠償トラブルは年々増えています。自治体によっては加入を義務化している地域もあります。通勤中の転倒や対人事故に備えて、自転車保険への加入を検討しておきましょう。

保険によっては、自分のケガ補償や、加害者になった場合の損害賠償もカバーされるため、 毎日乗る人ほど加入のメリットは大きいといえます。

日々の通勤を安全に続けるためには、「ルールを守る」「無理をしない」「備えておく」の3点が基本。少しの意識で、5kmの自転車通勤はより快適で安心な習慣になります。

5キロにおすすめの自転車タイプ【ママチャリ・電動・クロス】

COOZY (EMERALD GREEN)|電動アシスト自転車

5km圏なら、どの自転車でも通勤・通学は十分可能です。ただし、「快適に」「毎日続ける」ことを考えると、車種によって使い勝手に大きな違いがあります。

通勤ルートやライフスタイルに合わせて、ぴったりの1台を選びましょう。

※価格は一般的な市場相場を参考にした目安です(2025年時点)。

5kmは短いようで、往復すると10km前後。ペダルの軽さや乗り心地の差が、毎日の快適さに大きく影響します。

  • 坂道が多い → 電動アシストが便利
  • 平坦で信号の少ないルート → クロスバイクが軽快
  • たまに使う・荷物を運ぶ → ママチャリが実用的

どのタイプも5km走行に十分対応できますが、

「疲れにくさ」や「通勤時の時間管理」を考えると、軽量なクロスバイク電動アシストのほうが快適に感じる人が多いでしょう。

よくある質問(FAQ)

自転車で5km通勤・通学を始めるにあたって、よく寄せられる質問をまとめました。日々の移動をより安全で快適に続けるための参考にしてください。

快適な5km通勤を、毎日の習慣に

5kmの道のりは、一般的なママチャリなら約20分、電動アシストなら15〜18分ほど。通勤や通学にはちょうど良い距離で、毎日続けやすく、健康維持にもつながります。

「毎朝の移動をもっと快適にしたい」「坂道や向かい風をラクに走りたい」そんな方には、

wimoの電動アシスト自転車「COOZY」シリーズがおすすめです。

wimo電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ

COOZYは、洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた電動ミニベロ。坂道や発進時も自然なアシストでスムーズに走れ、通勤ルートに坂があっても安心です。

ベルトドライブ採用でチェーンの油汚れもなく、日々のメンテナンスもほとんど不要。静かで軽やかな走りが、5km通勤を心地よい時間に変えてくれます。

https://onlinestore.wimo.co.jp/collections/wimo-kids-26inch-bike

また、軽量クロスバイク「wimo 26インチ」も、軽快な走りを求める方にぴったりの1台です。

街中でも自然の中でも軽やかに進み、短距離だけでなく休日のサイクリングにも最適。5km圏での通勤・通学をスタイリッシュに楽しみたい方におすすめします。

気分やルートに合わせて、“ラクに走るCOOZY”“軽く走るwimo 26”を選んでみてはいかがでしょうか。

🚲 wimoの自転車で、毎日の移動をもっと快適に。

wimoでは、用途に合わせて選べる3つのシリーズをご用意しています。

  • 電動アシスト自転車「COOZY」シリーズ
    都会的なデザインと、1.25kgの軽量バッテリーを備えたスマートe-bike。
  • 軽量クロスバイク「wimo 26インチ」
    アルミフレーム×ベルトドライブの快適設計。静かで軽やかな走りが魅力です。
  • 本格キッズバイク「wimo kids」シリーズ
    スポーツバイクにも使われるパーツを採用した、こども専用の高性能モデル。
子供自転車 wimo kids | 超軽量ハイスペックキッズバイク

すべてのwimo自転車にはメンテナンスフリーのベルトドライブを標準搭載。チェーンの汚れやサビの心配がなく、あなたの毎日を快適に彩ります。

▼ベルトドライブについて詳しくはこちら
ベルトドライブはどんな自転車?」

🚲 ご購入・試乗をご希望の方へ

wimo自転車は、wimoオンラインストアおよびショールーム、全国の販売代理店にてお取り扱い中です。

中目黒ショールーム「CASA WIMO」では、全シリーズを展示中。実車を見て・試して体感いただけます。

全国の販売代理店では、一部モデルの展示・販売を行っています。在庫状況は各店舗にお問い合わせください。