サイクリングとは
サイクリングというと、本格的なスポーツのイメージが強いかもしれません。しかし、人それぞれ異なる楽しみ方ができることが、サイクリングの魅力です。サイクリングとは、自転車に乗るのを楽しむことです。肉体能力向上を目指す人もいれば、景色を楽しむ人、一緒に楽しむ家族や友人との時間を大切にする人など、目的はさまざまでしょう。
サイクリングのメリットとして、健康効果が挙げられます。サイクリングは、体に負担をかけすぎない適度な運動として最適です。また、季節の移り変わりを感じたり、新しい場所を発見したりするなど、生活に潤いを与えてストレスを軽減する効果にも期待できるでしょう。
東京都のおすすめサイクリングロード
せっかくサイクリングをするなら、のびのびと快適に走れるサイクリングロードまで出かけてみるのはいかがでしょうか。ここでは、東京都にあるおすすめのサイクリングロード4か所をご紹介します。
＜東京都のおすすめサイクリングロード＞
多摩川サイクリングロード
奥多摩むかし道
江戸川サイクリングロード
荒川サイクリングロード
多摩川サイクリングロード
【多摩川サイクリングロードの概要】
多摩川サイクリングロード沿いには、「自転車のまち稲城」と掲げている東京都稲城市があり、自転車愛好家にとって嬉しいスポットも多く用意されています。道中には、サイクルスタンドのあるおしゃれなカフェもあります。途中休憩もしながら、のんびりと楽しむサイクリングスタイルにおすすめです。
奥多摩むかし道
【奥多摩むかし道の概要】
奥多摩むかし道（旧青梅街道）は歴史ある道で、奥多摩駅から奥多摩湖まで行くことが可能です。途中で四季折々の自然を楽しめるうえ、奥多摩湖の湖上を渡る麦山の浮き橋も通ります。さらに、奥多摩湖の端まで行く、全長18kmのコースもあります。
江戸川サイクリングロード
【江戸川サイクリングロードの概要】
江戸川サイクリングロードは、江戸川の河川敷に沿って長距離を走るコースです。途中、道幅が細いところや歩行者の通行もあるため、ゆっくりペースの走行がおすすめです。川沿いの街の変化を眺めながら、楽しんで走れるでしょう。
荒川サイクリングロード
【荒川サイクリングロードの概要】
荒川サイクリングロードは、トレーニングコースとしても有名です。ただし、歩行者も通る道なので、速度には注意する必要があります。また、川沿いには荒川ロックゲート、旧岩淵水門など見どころスポットとなる水門があり、到達目標ポイントに設定するのも良いでしょう。
東京都のサイクリングロードがあるおすすめの公園
公園の中にあるサイクリングロードも環境が良く、おすすめです。ここでは、東京都のサイクリングロードがあるおすすめの公園9つをご紹介します。
＜東京都のサイクリングロードがあるおすすめの公園9つ＞
渋谷区「代々木公園」
世田谷区「駒沢オリンピック公園」
世田谷区「砧公園」
品川区「しながわ区民公園」
江戸川区「葛西臨海公園」
千代田区「皇居周辺」
江東区「若洲海浜公園＆江東区立若洲公園」
立川市「国営昭和記念公園」
小金井市「小金井公園」
渋谷区「代々木公園」
代々木公園のサイクリングロードは、適度な距離が運動や子どもの自転車練習に適したコースです。サイクリングセンターでは、自転車のレンタルも行っており、ふらっと立ち寄ったときの利用も便利です。自然豊かな公園内の花や木々を四季折々楽しめます。
世田谷区「駒沢オリンピック公園」
【世田谷区「駒沢オリンピック公園」の概要】
駒沢オリンピック公園は、サイクリングコースのほかにも、室内球技場、体育館、テニスコートなど、さまざまなスポーツを楽しめる都営施設です。サイクリングは平坦なコースのため、初心者の方でもゆったりと楽しめます。
世田谷区「砧公園」
【世田谷区「砧公園」の概要】
砧公園はサイクリングコースのほか、広い芝生が広がるファミリーパークや敷地内併設の世田谷美術館などがあり、家族でゆっくり楽しめるスポットです。サイクリングコースは、木の日陰が多く緑豊かなため、夏の暑い日も日差しを避けてサイクリングができます。
品川区「しながわ区民公園」
【品川区「しながわ区民公園」の概要】
しながわ区民公園は、併設のしながわ水族館やローラーすべり台、ミニボルダリングなどもあり、家族連れで一日楽しめる公園です。サイクリングコースは、アップダウンのある道や森の中を走れて、ワクワク感のあるコースです。
江戸川区「葛西臨海公園」
葛西臨海公園は、観覧車や水族館、四季折々の花や植物など、デートスポットとしてもおすすめの公園です。葛西臨海公園駅では、2人乗り自転車がレンタルでき、恋人や親子、友だちと館内をゆっくり巡るのに最適です。
千代田区「皇居周辺」
【千代田区「皇居周辺」の概要】
皇居周辺では、毎週日曜日に一部区間を通行止めとし、「パレスサイクリングコース」と呼ばれるサイクリングロードが設けられます。コースには、アップダウンの多い道が含まれており、日頃のトレーニングの成果を試したい人におすすめです。
江東区「若洲海浜公園＆江東区立若洲公園」
【江東区「若洲海浜公園＆江東区立若洲公園」の概要】
若洲海浜公園＆江東区立若洲公園は、海に囲まれたロケーションでサイクリングが楽しめる公園です。早朝や夕暮れ時、夜景など、時間帯によって変わる景色を楽しめます。サイクリングロードの途中には、座って休めるベンチなどもあり、ゆったりと過ごせます。
立川市「国営昭和記念公園」
【立川市「国営昭和記念公園」の概要】
国営昭和記念公園は、全長約14kmと公園内では最大級のサイクリングロードがあります。車を気にせず、のびのびと長距離コースを楽しめるのがおすすめポイントです。分岐点も多く、道を選択するワクワク感もあるコースです。
小金井市「小金井公園」
【小金井市「小金井公園」の概要】
小金井公園のサイクリングロードは、自転車練習場や園内コースなど、自転車練習中の子どもの見守りに目が届きやすいコースが多く用意されています。段階を踏んで自転車練習ができるため、親子で楽しむのに最適な公園です。
サイクリングロードの選び方
サイクリングを楽しむためには、目的やレベルに応じたコースを選ぶことも大切です。ここでは、サイクリングロードの選び方のポイントを4つ解説します。
＜サイクリングロードの選び方＞
初心者は平坦な道を選ぶ
子どもと楽しむなら公園が安心
付近のトイレや休憩スペースを確認しておく
イベントに参加するのもおすすめ
初心者は平坦な道を選ぶ
初心者のうちは、アップダウンの少ない平坦な道を選ぶのがおすすめです。ストレスや負荷が少なく快適に走れると、サイクリングを継続したくなるはずです。
子どもと楽しむなら公園が安心
子どもと一緒にサイクリングを楽しむなら、公園内のサイクリングロードがおすすめです。公園内は道が整備されており、車の出入りもないため、子どもを見守りやすくなります。サイクリングに飽きたら、公園内のほかの遊具でも遊べるでしょう。
付近のトイレや休憩スペースを確認しておく
川沿いや郊外を走るような長距離コースの場合は、トイレや休憩スペースを事前に確認しておきましょう。特に初心者や子どもと一緒の場合は、動けなくなるほど疲れる前に、休憩できるゆとりある計画を立てることが大切です。
イベントに参加するのもおすすめ
東京都では、都民参加型のサイクリング大会も多く開催されています。サイクリング仲間を作ったり、情報交換をしたりする場として、イベントに参加してみるのもおすすめです。
まとめ
東京都内には、さまざまなサイクリングロードがあります。川沿いや郊外を長距離走るコースもあれば、公園内に設置されたコースで安心して走ることも可能です。本格的なトレーニングや親子で楽しみたい方など、それぞれの目的にあったサイクリングロードを選ぶことをおすすめします。
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