高校生向け自転車の選び方・種類を紹介

高校生向けの自転車を選ぶポイントは以下のとおりです。
- 学校のルールに合わせる
- 身長をもとにサイズをチェックする
- ベーシックなカラーを選ぶ
- メンテナンス頻度が少なく済むものを選ぶ
- 種類を走行距離・走る場所に合わせて選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
通学で使用するなら学校のルールに合わせる
通学で使う自転車を選ぶ際は、自転車の条件を学校のルールに合わせることが必要です。学校ごとに自転車通学のルールは異なります。学校によっては自転車に関して、色や機能性などの制限を設けている場合があるため注意が必要です。機能性には変速段数や荷台、カゴなどのアクセサリの有無が含まれます。
通学で使うつもりの自転車を買うなら、購入前に学校のルールをあらかじめ確認しておきましょう。ルールに違反した自転車を購入してしまうと、新しく買い直さなければならなくなります。余計な費用を発生させないためにも、通学利用が認められる自転車の条件をしっかりチェックすることが重要です。
現在の身長をもとにサイズをチェックする
通学に使う自転車を購入する際は、現在の身長をもとにサイズを選びましょう。身長に合わない自転車では快適な通学ができません。例えばサイズが大きすぎると足がつかなかったり、コントロールが難しかったりして、通学時の安全性を損ねる可能性があります。
自転車のサイズをチェックする上で参考になるのは、車種ごとの適応身長またはタイヤのサイズです。自転車は車種によって適応身長が提示されているものもあるため、選ぶ上での目安となります。また、タイヤのサイズからおおよその適応身長が把握できます。タイヤのサイズと適応身長の目安は以下のとおりです。
現状で150cmを超えている人なら26インチと27インチのどちらでも選べます。通学に使う自転車のサイズを選ぶ上では、3年間使うことを考慮して大きめにしておいてもいいでしょう。ただし、自転車は大きくなるほど車体が重くなる傾向です。今後身長が伸びることを考えるなら27インチ、取り回しの楽さを重視するなら26インチがおすすめです。
ベーシックなカラーを選ぶと長く使いやすい

ベーシックなカラーの自転車なら長く使えます。カラーがベーシックでもデザイン性のあるサドルやハンドル、スタイリッシュな形のフレームの自転車を選べばおしゃれでしょう。高校生の女子に人気がある自転車の特徴は以下のとおりです。
- デザインがおしゃれ
- スカートでも乗りやすい
- 140cm台でも乗れるサイズ展開
女子にはデザイン性が高くおしゃれな自転車が人気です。また、女子が使うならスカートでも乗り降りしやすく、捲れにくい形状のフレームが適しています。例えばスタッガードフレームの自転車ならトップチューブが低く設計されているため、服装を選ばず乗りやすいでしょう。140cm台でも乗れるサイズ展開があれば、身長が低めでも快適に乗れます。
高校生の男子に人気がある自転車の特徴は以下のとおりです。
- ブラックやネイビーなどの落ち着いた色味
- 漕いだ力がペダルに伝わりやすい
- 180cmまで乗れるサイズ展開
男子には落ち着いた色味の自転車が人気です。漕いだ力がしっかりペダルに伝わる設計の自転車なら加速しやすく、長距離でも快適に走行できます。180cmまで乗れるサイズ展開があれば高身長でも通学に利用可能です。
メンテナンスの頻度は少なく済むものだと◎
通学のために毎日使う自転車なら、メンテナンスの頻度が少なく済むものがおすすめです。自転車を長く使い続けるためには、チェーンのオイル差しやタイヤの空気入れなどのメンテナンスをする必要があります。メンテナンスを怠ると、パンクやサビなど自転車トラブルの原因となり、修理に何日もかかってしまう可能性があります。
例えば耐パンクやノーパンクタイヤなどのパンクに強いタイヤを選べば、タイヤのトラブルを減らせるでしょう。オイル差しが不要なベルトをチェーンの代わりに搭載した自転車もあります。チェーンやカゴ、ハンドルなどのパーツがステンレスならサビづらく、雨の日の通学にも利用可能です。できる限りメンテナンスが不要な自転車を選べばお手入れが楽になります。
走行距離・走る場所に合わせて種類を選ぶ

通学時の走行距離や走る場所に合わせて自転車の種類を選ぶことも重要です。自転車の種類としてはシティサイクルやクロスバイク、電動アシスト自転車などがあります。クロスバイクとはロードバイクとマウンテンバイクの間のような性能を持つ自転車です。電動アシスト自転車とはペダルを漕ぐ際に、電気の力でアシストを受けられる自転車を指します。
シティサイクルがおすすめなのは街中での走行です。通勤や通学、普段の買い物など幅広いシーンで使えます。クロスバイクは街乗りからちょっとしたアウトドアにまで利用できます。ただし、スポーツバイクの1種であるクロスバイクはカゴが標準搭載されていないものも珍しくないため購入時には確認しておきましょう。
長距離や坂道の走行と