女性向けのおしゃれな自転車用ヘルメットの選び方
女性が自転車用ヘルメットを選ぶ際は、おしゃれさだけでなく、安全性やサイズ、機能性などにもこだわって選びたいものです。できれば店舗で試着をしてから購入するのがベストですが、多くのデザインから選びたい場合はインターネットで購入するのもひとつの方法です。おしゃれで実用性の高いヘルメットを選ぶときに注意したいポイントを5つ紹介します。
安全基準をクリアしているものを選ぶ
ヘルメットの装着は頭部を守ることが何よりの目的なので、まずは製品が安全基準をクリアしているかどうかを確認しましょう。ヘルメットには産業用、バイク用、スポーツ用、自転車用などがあり、それぞれに安全基準が設けられています。例えば、自転車に乗る際にスポーツ用の安全基準をクリアしたヘルメットを被っても、事故の際に安全を守れない可能性があるため注意しましょう。
安全基準には、日本国内規格のSGやJFC、欧州規格のCE、米国基準のCPSCなどがあります。それぞれ簡単に紹介します。
・GS(一般財団法人製品安全教会)
自転車用ヘルメットを含む、消費生活用製品についての安全性を認証するものです。製品ごとに定められたSG基準に適合しているものに対し、SGマークが表示されます。
・JFC(日本自転車競技連盟)
自転車競技を安全に行えることを基準とし、自転車競技連盟や、その加盟団体が主催する自転車競技大会で使用することを認められたヘルメットです。
・CE EN1078(欧州標準化委員会)
CEマークはEU加盟国の安全基準を満たした商品であることを示すものであり、そのうち自転車用ヘルメットの規格がEN1078です。ヨーロッパ向けの製品にCEマークが採用されていることが多くあります。
・CPSC(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会)
アメリカの消費者向けに作られるヘルメットに義務化された規格です。ロードバイク用のヘルメットのほとんどはCPSCの認証を受けています。
頭のサイズ・形に合ったものを選ぶ
自転車で走っている最中にヘルメットが外れたり頭に痛みを感じたりすると、運転の妨げになるだけでなく、本来の目的である頭部の安全を守ることも難しくなります。ヘルメットを選ぶ際は、自分の頭のサイズに合ったものを選びましょう。
まずは、メジャーで頭部の外周を測ります。頭囲を測るポイントは、左右の眉の上と、耳の上を通ることです。計測した頭位よりも1〜2cmほど余裕のあるサイズを選ぶと良いのですが、メーカーによってサイズ表記の基準が異なるため、あくまで数字は参考程度にするのがおすすめです。できれば店舗で試着するほうが良いでしょう。
また、被ったときにおでこが出ないよう、頭の前側もしっかり覆えるものを選ぶこともポイントです。頭の形状はアジア人と欧米人で異なるといわれており、「アジアンフィット」「ヨーロピアンフィット」など、形状の表示がされている製品もあります。サイズはもちろん、形も自分の頭に合っているか確認しておきましょう。
通気性の高いものだと暑い季節も安心
自転車走行中は汗をかきやすく、髪の長い方はとくに蒸れが心配な方も多いでしょう。通勤・通学で自転車を使用する場合は、日中のにおいや汗なども気になりますよね。また、髪に湿気が付くと、せっかくセットした髪が乱れてしまうことにもつながります。
自転車用ヘルメットには通気性や速乾性に優れたメッシュ素材を使っているものが多くあるため、夏場はとくに通気性を重視した商品を選ぶのもひとつの方法です。メッシュ素材のほか、ベンチレーションと呼ばれる通気口のあるヘルメットなら、暑い季節でも蒸れずに快適に装着できます。
走行時間が長いなら300g以下の軽量タイプを選ぶ
長距離を走るなら、軽さを重視することも大切なポイントです。長時間ヘルメットを被っていると、最初は問題なくても次第に頭や肩、首などが疲れる原因となります。重量が300g以下の軽量タイプなら、走行時間が長くなっても疲れにくいため、快適なサイクリングを楽しめるでしょう。
ヘルメットはロードバイク用なら200g程度、シティサイクル用なら300g程度からが一般的な重さですが、昨今ではさらに軽いモデルも販売されています。安全性と軽さを天秤にかけ、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
帽子と一体型になっているものならコーディネートに取り入れやすい
自転車用ヘルメットには、一般的なスポーツタイプやサンバイザーがついているタイプ、一見普通の帽子に見えるタイプなど、さまざまなものがあります。女性におすすめなのは、帽子と一体型になったヘルメットです。見た目は普通の帽子なので、デザイン性にこだわれることはもちろん、一般的なヘルメットよりも日差しをカットしてくれる効果があります。
また、帽子と一体型のヘルメットはカジュアルに被れるため普段着とも合わせやすく、全身コーディネートがしやすいこともポイントです。シティサイクルやミニベロなど、カジュアルな自転車に乗りたい場合には、帽子と一体型のおしゃれなヘルメットを検討してみてくださいね。
【女性向け・おしゃれ】自転車用ヘルメットおすすめ7選
上記のポイントを参考に、女性向けのおしゃれな自転車用ヘルメットのおすすめ商品を紹介します。各ヘルメットの特徴や安全基準、サイズ、重量なども一覧で見やすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
SGシティサイクル 自転車用ヘルメット
SG安全基準をクリアした、おしゃれなシティサイクル用ヘルメットです。マットなアースカラーのヘルメットはどんなコーディネートの邪魔にもならず、景色にも溶け込んで自然におしゃれな印象を与えられます。
ダイヤル式で簡単にサイズ調整ができるので、女性はもちろん、男性や小学生の子どもでも着用可能です。親子でおそろいのヘルメットを被ってサイクリングをするのも楽しそうですね。前側に大きな通気口が設けられているため、頭部に風を送ることができ、夏場の蒸れ予防や熱中症対策に役立ちます。
GENKI TECHNO 自転車用ヘルメット
軽作業用のCE安全基準に合格している、UVカットも可能なつば広帽子です。見た目は普通の帽子ですが、インナープロテクターが内臓されているため、衝撃があった際は頭を保護してくれます。また、あご紐は取り外し可能で自転車に乗るとき以外にも使いやすいため、ひとつあれば夏のお出かけに重宝します。内側にはスウェットバンドも付いており、接触冷感の軽い素材のため、蒸れや暑さが苦手な方にもおすすめです。
また、つば広なので、急な外出時にさっと被れたり、小顔効果があったりすることも嬉しいポイント。ただし、自転車用の安全基準ではないため、軽い街乗り用としてヘルメットを用意したい方におすすめです。
PEACEUP あご紐付き 自転車用ヘルメット
機能性とデザイン性を両立させたおしゃれなヘルメットです。インナープロテクターとテンガロンハットの組み合わせにより、360度ぐるりと日焼け予防をしながら頭を安全に守れます。用途に応じてつばの折り曲げも可能なため、走行中の視界が心配な方も安心です。
あご紐の長さは、普通のテンガロンハットと同じように簡単に調整できます。自転車に乗らないときは、インナープロテクターを外し、普通の帽子としても使用可能。街乗りをする際に、よりカジュアルにヘルメットを着用したいと考えている方におすすめです。
AIRFRIC 自転車用ヘルメット
見た目は普通のキャップですが、中に7mmのパッドがついたインナーヘルメットを着用することで衝撃から頭をガードするものです。あご紐は取り外し可能、ワンタッチでつけ外しもできるため、自転車に乗らないときは普通のキャップと変わらないスマートな見た目を実現できます。
AIRFRICのヘルメットは、アフターサービスが充実していることも特徴です。製品は1年間の保証がついており、不具合や故障時にはカスタマーセンターより問い合わせが可能です。
ライフハウス 自転車用ヘルメット
高い安全基準をクリアした、レザー調のつば付きヘルメットです。見た目のおしゃれさはもちろん、耐久性に優れたABS+高密度フォーム素材、金属リベット固定、視界をさえぎらない広角設計などが、安全な走行を実現します。
また、落下テストや衝撃吸収性、ストラップの伸縮性などのテストにも合格し、2つの国際基準規格をクリアしていることもポイント。安全性にこだわりたい方には、とくにおすすめのヘルメットといえるでしょう。また、耐久性や安全性が高いだけでなく、軽さとコンパクトさも兼ね備えているため、毎日の通勤・通学で使用しても首や肩に負担がかかりにくいことも特徴です。
UNICONA 自転車用ヘルメット
さまざまなシーンで活躍する、ハット型の超軽量ヘルメットです。おしゃれなデザインなので普段使いや日焼け防止にも役立ち、取り外して洗濯もできるため清潔に使えます。インナープロテクターも洗えるため、使用後に汗や皮脂を取り除いて保管できることもポイント。
あご紐はインナーヘルメットに直接取り付けるタイプで、簡単に取り外しが可能です。爽やかなカラーを5色用意しているので、普段着に合わせたコーディネートを楽しめる点も良いですね。
ULRICA 自転車用ヘルメット
軽量で首への負担がかかりにくいヘルメット。しっかり固定できるため、長距離サイクリングや、通勤・通学などさまざまなシーンで活用できます。最大のポイントは、後方にライトが付いていることです。車や歩行者からよく見えるため、夜間でも安全に走行することができます。
ヘルメットの内側には20mmの暑さのEPS素材を使用し、耐衝撃性と軽量さを同時に確保。外側に大きな通気口も設けられているため、頭部に風を送ることができ快適な走行を実現します。
ヘルメットの購入補助金が出る自治体も
自治体によっては、自転車用ヘルメットを購入する場合に個人に補助金が出るところもあります。補助額は自治体によって異なり、購入費の1/2であったり、2,000円程度であったりとさまざまです。また、安全基準に関する条件を設けている自治体もあるため、購入前に住んでいる自治体の条件を確認しておくと良いでしょう。
安全基準を確認する際は、自転車用の基準に適合しているかのチェックも忘れず行ってくださいね。CEマークなら、「EN1078」が自転車用の安全基準を満たしたものとなります。
安全性・おしゃれを両立したヘルメットで自転車生活をより快適に
自転車は基本的に車道を走るため、万が一自動車と接触してしまうと大きな事故につながりかねません。「そうは言ってもヘルメットに抵抗がある」という方は、おしゃれさと機能性を兼ね備えたものがおすすめです。
短距離の街乗りであればインナーヘルメットがついたデザイン性の高い帽子、高速走行や長距離を走るなら厳しい安全基準をクリアしているものなど、用途や使用頻度に合わせて、好みのヘルメットを選んでみてくださいね。
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