スポーツバイクとは
スポーツバイクとは、長距離の旅行や快適な走行など、それぞれの使用目的に合わせて設計された自転車のことです。名前のとおり、スポーティーに楽しむ自転車と考えていただいて問題ありません。
一口で「スポーツバイク」といっても、その種類は実にさまざまです。本記事では、以下の6種類のスポーツバイクを紹介します。
<主要なスポーツバイク>
- クロスバイク
- ロードバイク
- ランドナー
- マウンテンバイク
- グラベルロード
- ファットバイク
それぞれ異なる特徴を持っているので、どの車種が自分のライフスタイルに合っているのか確認してみましょう。
①クロスバイク
クロスバイクは、普段使いから軽い運動まで、幅広いシーンで使えるスポーツバイクです。
クロスバイクの概要
クロスバイクは「クロスオーバーバイク」とも呼ばれており、ロードバイクとマウンテンバイクのいいとこ取りをした自転車です。速く走れるロードバイクの作りを踏襲し、マウンテンバイクのような安定感のあるタイヤ幅があるので、利便性が高い自転車として人気を集めています。
通学・通勤や買い物をする際の移動手段としてはもちろん、50キロ程度の中距離を走る際にも活躍してくれる使い勝手の良いスポーツバイクです。
<クロスバイクの特徴>
- ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な自転車
- 街乗りから中距離のサイクリングまで幅広く使える
- シティサイクルのようにカゴを取り付ける
②ロードバイク
ロードバイクとは、もともとロードレースのために開発されたスポーツバイクです。
ロードバイクの概要
タイムレースや長距離走行を目的に作られたロードバイクは、重量も漕ぎ心地もとにかく軽いです。走ることに特化した自転車なので、特に走行性を重視している方や、20キロ以上のサイクリングを楽しみたい方に向いています。一方で、タイヤが細くハンドルをとられやすいので、オンロード以外での使用にはあまり向いていません。
<ロードバイクの特徴>
- スポーツバイクの中で最も速く走れる
- 車体の重量もペダルの漕ぎ心地も軽い
- 100キロ以上のロングライドや坂道が得意
③ランドナー
ランドナーとは、自転車と縁が深い国であるフランスで誕生したスポーツバイクです。
ランドナーの概要
ランドナーは旅行用途で開発された自転車で、マウンテンバイクのような頑丈さが特徴です。日本国内や世界を巡るサイクリストの間では、定番の自転車として広く知られています。走行性や耐久性に優れており、さらに大量の荷物を積載できるため、普段使いから長距離サイクリングまでさまざまなシーンで活躍してくれます。また、クラシカルなデザインをしているので、レトロなものが好きな方にもおすすめです。
<ランドナーの特徴>
- 距離・道の状況を選ばず快適に走行できる
- 耐久性や積載能力に優れている
- クラシカルなデザインでおしゃれ
④マウンテンバイク(MTB)
マウンテンバイクとは、自転車で山を駆け下りて遊んだことから生まれた、オフロード向けのスポーツバイクです。
マウンテンバイクの概要
マウンテンバイクには、荒れた路面や山道も乗り越えられる太いタイヤが搭載されており、頑丈なフレームも特徴の一つです。近年は、衝撃吸収のためのサスペンションが取り付けられているものが多く、普通の自転車では走れないような場所でも、快適な走行が期待できます。街乗りでも人気を集めていますが、重量や漕ぎ出しが重いので、基本的には5キロ程度の短距離走行におすすめです。
<マウンテンバイクの特徴>
- 砂利道や山林道など舗装されていない道でも走れる
- サスペンション・変速機搭載で特にアウトドア用途で活躍する
- オンロード・オフロード兼用で使える
⑤グラベルロード
グラベルロードとは、砂利道(グラベル)と舗装路の両方での走行を想定して作られたスポーツバイクです。
グラベルロードの概要
世界的に人気を博しているグラベルロードは、ダート(舗装されていない荒地)での走行を想定して設計されているのが主な特徴です。長距離向けの自転車で100キロ以上の走行も可能ですが、雨の日や悪路でも不安なく走れるため、街乗りにも適しています。
先ほど紹介したランドナーと似ていますが、それぞれ開発された目的や使用されているパーツなどが異なります。ゆっくり自転車旅を楽しみたい方にはランドナーが、オフロードでの利用がメインになる方にはグラベルロードがおすすめです。
<グラベルロードの特徴>
- オンロード・オフロードの両方に対応
- タイヤが比較的太く、制動力の高いディスクブレーキを搭載
- キャリアやボトルケージなど拡張性が高い
⑥ファットバイク
ファットバイクとは、アメリカの寒冷地で誕生したといわれている、極太タイヤを搭載したスポーツバイクです。
ファットバイクの概要
・レジャー用の自転車がほしい人
・無骨で存在感のあるデザインが好みの人
・ほかの人と被りにくいスポーツバイクに乗りたい人
ファットバイクには、幅が4インチ(約10センチ)前後の極太タイヤが搭載されており、砂利道や雪道などさまざまな地形に対応することが可能です。オフロード仕様の自転車なので、一般的にはレジャー用として人気を集めています。街乗りでも使えますが、車体が重く小回りが利かないため、実用性はあまり高くありません。メインの移動手段として使いたいのなら、電動アシストが付いているものや、タイヤ幅が狭いものを検討してみると良いでしょう。
<ファットバイクの特徴>
- スポーツバイク最大の極太タイヤを搭載(幅4インチ前後)
- 砂利道や雪道などさまざまな地形・障害物に対応可能
- 街中で注目を集めるほどの存在感がある
スポーツバイクの選び方
スポーツバイクにはさまざまな種類がありますが、次の4つのポイントを意識すれば、ご自身に合った自転車を選べます。
<スポーツバイクを選ぶときのポイント>
- 用途
- 距離
- 道の状況
- デザイン
前述のとおり、スポーツバイクは種類によって開発された目的が異なり、それぞれ特長に違いが見られます。「何のために」「どれほどの距離を」「どこで」走るのかを基準にして検討すれば、ご自身にとって最適なスポーツバイクを見つけられるでしょう。
また、外観のデザインにもこだわれば、より自転車を楽しめます。同じタイプのスポーツバイクでも、色や素材、使われているパーツは異なるので、できるだけ好みのものを選びましょう。
なお、おしゃれな街乗りを検討している方には、近年人気を集めている「電動アシスト自転車」もおすすめです。スポーツバイクのように外観がスタイリッシュなものが多く、小さな力で快適に走行できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
スポーツバイクにはさまざまな種類があり、それぞれ乗り心地や適したシーンが異なります。ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、より満足度の高いサイクルライフを実現できるでしょう。
街乗りでも利用されることが多いスポーツバイクですが、近年はおしゃれさと快適さを兼ね備えた電動アシスト付き自転車が注目を集めています。wimoの電動アシスト付き自転車「COOZY」は、都会的なデザインと、100キロの航続距離を強みとする自転車です。安心して自転車をお楽しみいただけるよう、品質にもこだわって作っておりますので、ご興味のある方は製品ページも併せてご覧ください。
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